眼底検査
目の奥の状態を調べる検査です。動脈硬化の程度、高血圧、糖尿病による眼の合併症や緑内障・白内障の有無などを調べます。
なお中高年の失明原因の第1位は緑内障、第2位は糖尿病性網膜症です。いずれも自覚症状に乏しく、早期発見が重要とされています。
要精密検査(D判定)は眼科外来を受診してください。要経過観察(C判定)は年に一度の定期的な健診での経過観察を継続して下さい。
B判定とされた場合は日常生活に差し支えありません。
加齢黄斑変性 | 網膜の中心で物を見るのに大切な細胞が集中する黄斑部が、じわじわと障害されて視力障害を生じる病気です。 |
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ドルーゼン | 網膜の視細胞が産生する老廃物が、上手く処理されないで蓄積された状態です。加齢黄斑変性の前段階とされています。 |
視神経乳頭陥凹拡大 | 網膜の神経線維が減少すると視神経乳頭の凹が通常より大きくなります。緑内障を疑う所見です。 |
硝子体混濁 | 硝子体に、にごりが生じています。放置してよいものと治療が必要なものがあります。 |
白内障 | 水晶体(目のレンズ)がにごり、程度により視力障害やかすみ目が生じます。 |
網膜神経繊維層欠損 | 網膜の最も内側にある神経線維の欠損で、緑内障を疑う重要な所見の一つです。 緑内障以外に古い眼底出血後などでも見られます。 |
上記以外の所見については、「日本人間ドック学会ホームページ」→「一般のみなさんへ」→「人間ドックの検査項目」→「眼」をご参照下さい。
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